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ダリアガーデンへようこそ

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2010.01
26

TB:0
09:00
Category : 思ひ出
今考えると そこから先生の家までは 5キロくらいありました
子どもの足では何か乗り物に乗らないと 行けない距離でした
私が前に行ったときはバスでしたが
その後 バスで先生の家に入るところを通るときは あああそこだと毎回確認していたので 
多分行けると思いました
あの教室の あの先生のところへはとにかく入りたくなかったのです

それに 竹ヒゴがなくては 授業にならないのです
ぞろぞろと歩き始まった友達はみな同じ思いでした

小学生が 14、5人ぞろぞろ歩いていたら 目立ちます
そこですばしっこい男の子が言いました
「表通りはまずいよな
 おまわりさんに見つかると 連れ戻されるぞ」
そうだそうだと 田んぼ道に入りました
田んぼ道だって、周りには何の建物もないのですから 目立つのは同じです

それでも誰にも見咎めもされず 歩いていきました
昔の小学生はさほど疲れもせず歩けたのですね
福島市の真ん中に信夫山という小山がありその山をぐるっとまわりこむようにしていくのです
山が近くなってきました
疲れてはいませんでした
けれど 多分みんな少し罪の意識が出てきたのだとおもいます

私は ちょっといい気持ちだったのです
そうです 「二十四の瞳」の福島版なのです
映画で見ました
父が連れて行ってくれた 数少ない映画のひとつがこの作品でした

あれは小学1年生の話だ
あのお話の中の先生は あの先生のお母さんがうどんを作ってくれたんだ
これから行こうとしているりん子先生は 子どもは二人いるけれど 面倒を見てくれる大人の人は家に誰もいないはずだ
先生は 驚くだろう
でも喜ばないだろうな
迷惑になるかもしれない
歩きながら こんなことを考えながら・・・
やはり 言いだしっぺのほうだったから 何とか決着をつけないと・・・

多分これが家に知れたらおこられるだろうなあ
とも考えました
図工の時間は 1,2時間目だったから もう終わってるかなあ
と戻ることを考え始めたのは 先生の家までちょうど半分くらいのところでした 

「行っても 先生喜ばないよね」
「うん 」
「先生に迷惑がかかるかもしれないね」
「うん・・・」
さっき思ったことを確かめるように言うと みんなも同意しました

「戻ろう」


学校までの道で何を考えたのかは覚えていません
教室に入ると 何時間目かの授業をしていました
隣のせっちゃんに そっと聞きました
「図工 やった?」
「ううん みんながいないから 音楽やったよ」

先生は私たちを咎めもせず授業を続けていました
不思議な感覚でした
私たちがいなかったことは まるでなかったことのような気がしました
ずっと朝から 授業を受けていたようでした


りん子先生が戻ってきたとき
「せんせ せんせ あのね・・・」
と 口々に先生が休んでいた間のいろんなことを話しました
でも 先生の家に行きかけたことは 話さなかったような気がします
もう 遠い昔のことで 忘れてしまいましたが





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