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2010.02
10

TB:0
09:00
Category : 思ひ出
おキンちゃんの夫である私の父が亡くなったのは 金婚の記念日のあった次の年でした
父は あまりこの世に思いを残さなかったらしく 今夢にも出てきません
さらっと逝ってしまいました

おキンちゃんはもちろん嘆きました 
当たり前ですが・・・
それでも 女だから 逞しく残りの日々を一人で過ごしました
近所に手芸を教えてくださる方がいたので何人かでいろいろなものを作って楽しんでいました

パッチワークの真似事 刺し子 袋物 お人形 ティッシュ入れ アクリルのたわし(これ 当時流行ったんですよ)等など 実家に帰るといろいろなものがおキンちゃんの周りにありました
親戚の集まりなどで持っていってみんなに配ったりもしてました

80歳を過ぎた頃 おキンちゃんはポツリといいました
「あわせが縫いたいなあ」
若い頃から着物を縫ってきたおキンちゃんは 着物が仕上がっていくその過程が好きだったのでしょう
長方形で平面の反物から 立体的な体に沿わせるような着物に縫い上げていき 仕上がったときの喜びのようなものを もう一度味わいたかったのだと思います
新しい反物を折っていき 初めにはさみを入れるその瞬間は 思っただけでもぞくっとしますから・・・
リサイクルのような縫い直しも随分とやってきていましたが やはり新品の それも絹のあわせを もう一度縫ってみたいということだったようです

私は あまりいい品物ではなかったのですが反物を買いました
「これ 縫ってね・・・」
と頼んだのですが 
「合わないと なあー」
と おキンちゃんはとうとうそれに鋏は入れずじまいでした

私はこれを残念だとは思わないのです
おキンちゃんは 最後まで縫いたいという気持ちだけは持っていたのですから
それにそれまでに数え切れないほどたくさんの着物も洋服も縫ってもらいました
そうそう セーターも何枚も編んでもらいました

それで十分なのです





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